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ゲームを売るのになぜ体験版が必要なのか その1

 こん○○は。
 毎日シナリオを25KB書くはめになって、はひーはひーいっている、オットイアです。

 さて、最近更新がごぶさた気味でしたが、ちょっと気になる記事があったので、今回ガムバッテ
取り上げてみたいと思います。
 (まあ、元ネタは2ヶ月ほど前のものなんですがね)

 まずは、↓の記事を読んでみてください。

 『これから先、体験版はなくなってゆくのかもしれない
 『エロゲメーカーが“要らない”体験版を出し続ける理由

 要は、ゲームの体験版っていろいろリスクがあるから、無理して作る必要ってねーんじゃね?
 という、お話なわけですが。



 しかし、それはとんでもない勘違いのような気が。
 体験版は、絶対に必要だと思います。

 なぜならばゲームの体験版には、体験版しか担えない役割があるからです。

 そもそも宣伝の方法には、体験版のほかにも、雑誌、デモ(*1)、チラシ、パッケージ、ポスターetc
たくさんの選択肢があります。
 しかしそれぞれの目的・ターゲット・得意分野には、違いがあります。

 たとえば、まあこれはゲーム全般ではなく、一般的なマーケティングに関するお話になるのです
が、みなさんがよく目にする『CM』と『店頭広告』。こいつらにも明確な住み分けがあります。



 まず、『CM』について。
 CMとは、テレビやラジオでながす広告活動のことを指す用語ですが。
 こいつは、『無差別のユーザに、広く浅く商品の名前を知ってもらう』ことを目的としています。

 現在、日本では老若男女がテレビを観ています。
 いいかえれば、いつ誰がテレビを観ているか、CMを流す側は予測がつきません。
 “ゲームソフト”のCMを流しても、そのCMを観ているユーザまでゲーム好きとは限らないのです。

 そのため、CMではあまり商品の細かい説明はしない方がいいと、されています。
 ゲームに興味のない方に、『●●システムを搭載!』とか『原作●●』とか細かい説明をしても、
ただ小難しく感じるだけ。むしろドン引きして、そのゲームから興味が失せてしまう危険があるから
です。

 ましてや、一般的にCMとは『TV番組の間に挿入される、退屈な時間』と認識されがちです。
 そこに小難しく『●●システムを搭載!』とか説明されても、ほとんどの視聴者は眉をひそめるか、
スルーするだけでしょう。

 そういう理由もあって、CMでは『商品名』『商品イメージ』のみを伝えるに留めた方がいいとされて
います。

 『任天堂DS』や『Wii』がいい例でしょう。
 これらのゲーム機対応ソフトのCMでは、芸能人や一般人がそのゲームをプレイしている“だけ”の
映像を延々とながすことがよくあります。
 ゲームの細かい説明は、ほとんどありません。
 つまり、『わたしも知っているあの芸能人が』『わたしそっくりの一般人が』楽しそうに遊んでいる
ゾウ。
 あのゲームは、なに? と視聴者の注目を集めることが狙いなのです。

 すこし古い例ですが、初代プレイステーション用のゲームソフトでも似たような傾向がありました。
 『オレの屍を越えていけ』というゲームのCMでは、なんの変哲もないお葬式の帰り道の模様を、
ドラマ仕立てにして放送をしていました。
 ゲームのプレイ画面は一切表示しません。
 つまり、『オレの屍を越えていけ』というゲームのタイトル以外は、なにも説明してないCMだったの
です。
 ただ、お葬式の帰り道~、というCMは、前代未聞。よってインパクトは十分。
 『オレの屍を越えていけ』というタイトルだけは、一般に広くひろめることに成功していました。

 また、『せがれいじり』というゲームもありました。
 このCMも変わっていて、股間をいじってバッターボックスに入る野球選手だけを映す、というもの。
 これもインパクトは十分。
 『せがれいじり』というタイトルだけは、耳に残っている人も多いのではないでしょうか?

 このように、テレビやラジオで放送されるCMでは、とにかく幅広いユーザ層に、その商品の
『タイトル』(とイメージ)を記憶させることを目標にして作成されています。

 いわゆる、漫才や読み物における“つかみ”にあたります。
 面白いCMがあれば、気になって、インターネットや雑誌などでその商品情報を調べてくれるかも
しれない。
 そんな流れで、売りたい商品に興味をもってもらうための、導入やきっかけを、目指しているのです。

 また、もし、どの商品を買おうか、複数の候補から迷っているユーザがいた場合。
 面白いCMを事前に見せておけば、自社の商品を買ってもらうのに有利に働きます。
 そういう意味では、CMは、読み物における伏線の役割もあります。



 そして、対する『店頭広告』は、まったく違う特徴をもっています。
 『店頭広告』とは、その名のとおり、お店でする広告のことです。
 ゲームの店頭広告ならば、オモチャ屋や、ゲームショップで使用することになります。

 そしてオモチャ屋や、ゲームショップにやってくるユーザは、大抵がゲーマーです。
 ゲームを買いたいと思って、やってくるお客様です。
 『●●システムを搭載!』『原作●●』という難解な説明にも、ある程度耐性をもっています。
 というか、「地雷とか踏みたくないから、販売するゲームの情報をなるべく詳しく知っておきたいで
チュー」という、テンションの持ち主です。

 ですので、『店頭広告』では『CM』より、込み入ったゲームの説明をするようにします。
 キャラクターとか、ゲームシステムとか、世界観とか…。
 ゲームショップで配布されているチラシや、デモ(*1)ではその需要にこたえるべく、冗長にならない
程度に細かなゲームの解説を載せたりします。



 このように、『CM』と『店頭広告』では、ある種正反対ともいうべき特徴をもっています。(*2)
 どちらが大切でどちらがそうでないという話ではなく、両方とも必要なのです。

 『CM』が、ユーザにある商品に興味をもってもらうためのきっかけを作るための存在ならば、
 『店頭広告』は、興味をもってもらったユーザのハートをガッチリとつかみ取るための存在します。

 これが、わたしが今回言いたい、宣伝方法による住み分けです。

 今回は一般的なマーケティングに関する話をしましたが、
 『(美少女)ゲームでも似たようなことが言えるんじゃねぇ?』というのが、今回の本題です。

 ただ、すでにこの時点でだいぶ長文になっているので、今回はここまで。
 次回以降につづくと思います。

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 (*1) ここでいうデモとは、コンシューマゲーム用のソフトの場合を指しています。
    ゲームの操作方法とか、実際のプレイ画面を表示しているヤツです。
    美少女ゲームでありがちな、イメージフィルム的なものではありません。

 (*2) マーケティングの業界では、この『CM』『店頭広告』のほかに、『(雑誌)広報』『口コミ』の
   計四種類の宣伝方法があると考えられているそうです。
    ただし、今回の本題ではないのでそれらの説明は省略します。

-----------------------------------------------------------------------------

 なお、『知ったか鰤』では、
 こちらのHPでも、もっと過激なお題目で書き散らしています(年齢認証あり)。
 お暇な時にでも、ぜひこちらにもお立ち寄りください。


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オットイア

Author:オットイア
美少女ゲームのシナリオライター4年生。
担当作品で「このゲーム、喘ぎ声ばかりですね」と声優さんに言われなかった試しのない、真症のエロ番長。

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